
昨年注目された企業の一つのエヌビディアの株を買いたいけどどうだろう

1月からトランプ政権に移行するけど何か影響はあるかな

本記事では世界的な半導体メーカーのエヌビディアが台湾工場での製造を行なっていることが、トランプ政権の関税が同社にどのような影響があるか考察したいと思います。
NVIDIA(エヌビディア)

エヌビディアはアメリカの半導体企業で、主にGPUの設計で知られています。1993年い設立されてゲーム、AI、データセンター、自動運転など幅広い分野で使用されるチップを提供しています。
現在の地位はゲームとAI分野で世界トップクラスのシェアを持ち、特にAI革命を支える中心的な企業として急成長。一時期、四半期ごとの売上高が前年同時期比で2.2〜3.7倍に伸びました。2024年11月5日に時価総額3兆4300億ドルに達し、アップルを上回って世界最大の企業へと成長。
※株価の変動により順位が変わることがあります。
エヌビディアの生産体制
エヌビディアはファブレス企業、自社工場を持たないで台湾企業に製造を委託しています。製造を専門のパートナー企業に委託することで設計に重点を置くことができます。この結果業界をリードする半導体メーカーに成長したのではないでしょうか。また半導体製造工場の設計や運用には、数十億ドル規模の初期投資と継続的な運用コストが必要です。高いコストを回避するためにも自社工場を持たないという選択をしているんですね。
トランプ政権と関税対策
第一次トランプ政権の貿易戦争や関税政策がエヌビディアに与えた影響も大きかったです。中国市場、台湾諸外国の関税増加でサプライチェーンの見直しを迫られました。トランプ大統領再選とのことで1月から同様な政策をとるのか、ファブレス企業の利点を活かしてアメリカ国内流出分は米国企業のパートナーを見つけて製造をするなど対策が必要そうです。今度中国企業との依存度を減らす方向にことが進みそうですね。
まとめ
第一次トランプ政権下の関税政策に適応して、台湾工場とアメリカ国内製造を組み合わせる戦略を取りました。今回も基本路線としては同じになると思います。なので今年ほどの利益の伸び率は見込めないのかなと個人的に思っております。今後も半導体業界は、技術革新と地政学的リスクに適応して成長していってほしいです。

絶対儲かる固有銘柄に投資したかったけどそんな上手い話はないか…

ソフトバンクの孫さんは2016年くらいからエヌビディアが時代をリードする企業に成長すると予想していて買収を試みていたみたいだよ

やっぱ一流企業の経営者は先見の明があるんだね
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